アカウント型保険の保障(特約)はほとんどが定期タイプで、保険期間は10〜15年ということが多いです。
アカウント型、自由設計型の保険の保障(特約部分)は、定期タイプで保険期間が10〜15年という設計が多くなっています。10年で保険期間が終了しても、通常は自動更新になっていて健康状態を問わず更新することができますが、保険料は更新時の年齢にもとづいた額に上がってしまいます。
このように保険料がどんどん上がっていくという問題点は、定期付終身保険がはらんでいた問題をそのまま受け継いでいるといえます。
ご注意ください
本当に短期間だけ必要な保障であれば問題ありませんが、本来終身で必要な保障が定期になっていると、将来保険料がアップしていき家計への影響が大きくなることがあるので注意が必要です。
例えば30歳で加入した場合、10年後の40歳で特約を更新すると、保険料は150〜180%にアップすることになります。そうなると保険料の支払いが負担になってきます。
しかし、40歳といえば多くの家庭ではまだまだ子供の教育費がかかる時期です。高額な死亡保障が必要な時期なので、死亡保障を減額することができません。その結果、死亡保障以外の特約、例えば医療保障、3大疾病対策の保険などを、これから必要な時期と分かっていながら解約しなければならないということにもなりかねません。
このあたりの問題へ対応するためか、最近では各保険会社も医療系の特約を終身で付加できるようにするなど改善がみられてはいます。
保障期間がどうなっているかは、保険においてとても重要なポイントです。十分にご確認ください。
アカウント型保険の4つの注意点
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