アカウント型保険の注意点|保険証券の解約返戻金表示

                 

保険証券に表示されている解約返戻金の推移表が誤解を招きやすいので注意が必要です。

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アカウント型・自由設計型の解約返戻金の推移

アカウント型、自由設計型の保険証券をみると、将来の解約返戻金の額が表示されている場合があります。

アカウント型の保険は積み立てがあるわけですから、何年後にいくら貯まっているという目安になる解約返戻金の額が表示されていると本来はとても参考になります。

ところが、この解約返戻金の表示方法(計算の条件)に大きな問題がある場合があるのです。

例えば、下記の表のように10年後の解約返戻金が24万円で、20年後の解約返戻金が192万円などとなっていることがあります。

解約返戻金の推移

10年後 240,000円
20年後 1,920,000円
30年後 3,600,000円

ここで「20年経つとたくさん貯まるんだな」と思ったら大きな間違いです。少し冷静に考えてみましょう。10年で24万円しか積み立てられなかったのに、次の10年で168万円も積み立てられると思いますか?

このように途中から解約返戻金が跳ね上がっている表が掲載されていたら、何かカラクリがあるのではないかと疑ってかかるべきです。

このような解約返戻金の推移表の場合、はじめの10年間は定期保険や医療保険などの特約があって、その保険料も払っていますが、11年目以降はそれらの特約を更新せずにすべて解約して、単に積み立てだけしていくという条件で解約返戻金を計算しているのです。

つまり、保険料の内訳は以下の表のようになっています。

保険料の内訳

アカウント(積み立て)部分の保険料 特約部分の
保険料
はじめの10年間 2,000円 12,000円
11年目以降 14,000円 0円

この例のように特約を10年ですべて解約するということは、11年目以降は保障が何もなくなるということです。しかし、せっかく入った保険が10年ですべて不要になるということは、あまり考えにくいことです。

そのため、解約返戻金が実際に上記のように推移することは現実的ではありません。つまりこの表の解約返戻金がもらえることはまずないと思ってください。

保障を得るために保険に入ったはずが、いつの間にか保障がなくなっているのでは本末転倒といえます。

ご注意ください

保険証券にある解約返戻金の推移を見て、途中から金額が跳ね上がっている場合は、必ず保険料の内訳を確認しましょう。

それでは実際の解約返戻金の目安はどう考えたらよいでしょうか?

アカウント型保険の特約は、原則掛け捨ての保険がほとんどなので、保険証券の保険料についての詳細をご覧ください。アカウント部分に残る金額を加入年数分累計すると、おおよその解約返戻金額と考えられます。

アカウント部分に残る金額とは、契約内容によって違ってきますが、主契約保険料の額であったり、月々支払っている保険料から特約保険料のすべてを差し引いた額であったりします。

保険証券に記載された解約返戻金の額が、実際に戻ってくる金額とは限りません。くれぐれもご注意ください。

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