介護保険の改正で、8月から負担が増えます！（2015.06.24）｜家計＆保険相談（無料）【保険マンモス】

介護保険の改正で、8月から負担が増えます！（2015.06.24）

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015.06.24 ━━☆
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　皆さん、こんにちは。

　梅雨の真っただ中で、このところ雨や曇りの日が多いですね。
　洗濯物も乾きにくいし、早く梅雨明けしてほしいです。

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　　¶今週のトピックス　～ あなたにお届けしたいお役立ち情報 ～

　　　１．介護保険の改正で、8月から負担が増えます！

　　　２．トランス脂肪酸って？

　　¶マンモスニュース

　　　３．保険マンモスからのお知らせ 

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 ｜１｜ 介護保険の改正で、8月から負担が増えます！ 　　　　　　　　 ｜
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　　介護保険法が改正され
　　この8月からは公的介護保険の利用者負担が
　　増加することになります。

　　これまでは介護保険の利用者負担は一律1割でしたが
　　8月以降は、65歳以上の方で
　　合計所得額が160万円以上の方は2割負担となります。

　　ただし、年金収入と年金以外の合計所得金額を合わせた額が
　　280万円(*)未満の場合は1割負担。

　　(*)世帯に65歳以上が2人以上いる場合は346万円


　　ちなみに、この2割負担に該当する人は
　　65歳以上で所得が上位20%に入る方になるようです。


　　また、同じ月に利用した介護保険サービスの利用負担金額が
　　一定の限度額を超えた場合に、超えた金額が支給される
　　高額介護サービス費がありますが
　　8月からは、現役並みの所得がある場合は
　　その限度額が引き上げられます。

　　具体的には、限度額が
　　月額37,200円から44,400円になります。


　　これらの改正内容をみると
　　65歳以上で、ある程度収入がある人には
　　介護サービスを受けた場合の費用を
　　多めに負担してもらうという考え方があることがわかります。

　　これは、今後高齢者がどんどん増えていき
　　介護認定者も増えることが予想されるなかで
　　介護保険の財源が足りなくなることが見込まれているからです。

　　つまり、もし介護保険の財源が一層厳しくなってきたら
　　将来的に、介護保険料や介護サービス利用負担金が
　　さらに増えていく可能性もあるといえます。

　　年金や医療保険なども含め
　　社会保険のサービス内容は、今後低下していく可能性がありますので
　　それに備えて、個人でも老後の生活に向けた資金を
　　準備していくことが大切です。

　　◆民間の介護保険について詳しくはこちら
　　http://www.hoken-mammoth.jp/knowledge/kind/care.php

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 ｜２｜ トランス脂肪酸って？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜
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　　先日、アメリカのFDA（食品医薬品局）が
　　トランス脂肪酸を多く含む油脂について
　　加工食品への使用を3年以内に禁止すると
　　発表したというニュースがありました。

　　このトランス脂肪酸とは、私たちがエネルギーにしている
　　脂質の成分である不飽和脂肪酸のうち、
　　分子構造が特定の形をしているものをいいます。

　　メルマガで説明するのはかなり大変なことになってしまいますので
　　詳しい説明は省きますが（別途、参照リンクをお知らせします）
　　とり過ぎると動脈硬化を引き起こすと言われています。

　　トランス脂肪酸は、工業的に油脂を作る過程で生成されます。
　　したがって、マーガリン、ファットスプレッド、
　　ショートニングなどに多く含まれ、それらを原料にした食品である
　　パン、ケーキ、ドーナッツ、揚げ物などに含まれることになります。

　　また、天然の食品では牛肉や牛乳・乳製品、羊肉などに含まれます。


　　では、アメリカの規制に対して日本はどうなっているのでしょうか？

　　日本では食品安全委員会が3年前に安全性を検討しており、
　　そのときには「通常の食生活では健康への影響は小さい」
　　としています。

　　農水省のWebサイトによると、国際機関であるWHOとFAOが
　　トランス脂肪酸の摂取量を1日の総エネルギーの1%未満とするように
　　勧告していて、日本人の場合、1日の平均消費カロリーが
　　約1,900kcalであることから、1日2g未満とすることがよいそうです。

　　あわせて、2008年の調査では、
　　日本人がとっているトランス脂肪酸の量は
　　0.92～0.96gであったと掲載されています。

　　このような現状もふまえて、これまで日本ではトランス脂肪酸について
　　特に数値を設定して規制するようなことはされていません。

　　ただし、消費者庁では平成23年に
　　「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」を出しており、
　　例えば、山崎製パン、敷島製パン、フジパンなどの大手３社をはじめ
　　多くの製パン会社では、自社のWebサイト上で、
　　商品に含まれるトランス脂肪酸の量を開示しています。

　　またそれらの会社によると
　　数年前からパンの原材料として使用される油脂製品において
　　トランス脂肪酸の低減化を図っているということです。

　　ほかにも大手ドーナツチェーンのミスタードーナツでも
　　トランス脂肪酸低減化の取り組みが公表されています。

　　トランス脂肪酸をインターネットで検索すると
　　かなり扇情的なサイトなども出てきますが
　　現在のところ、日本では規制するほど多くの量はとっていない
　　というのが国の見解であり
　　また、各業界等でも低減させる取り組みは
　　してきているというのが現状のようです。

　　いずれにしても、トランス脂肪酸に限らず、
　　脂質の取り過ぎは、やはり動脈硬化などにつがりますので
　　もし、脂質を取り過ぎているという方は
　　食生活の見直しに取り組まれてはいかがでしょうか？

　　◆すぐにわかるトランス脂肪酸（農水省）
　　http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/index.html

　　◆トランス脂肪酸等に関する情報開示について（日本パン工業会）
　　http://www.pankougyokai.or.jp/transfat/transfat.html



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 ｜３｜ 保険マンモスからのお知らせ　　　　　　　　　　　　　　 　　｜
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　それでは今回はこのへんで。

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